いびき防止 いびき治療

怖いいびきと病気

じつはいびきをかく人の半数はなんらかの健康を害しているそうです。いびきを心臓病や高血圧と同類という医師もいるくらいです。

睡眠時にまったく呼吸をしないときがあるいわゆる睡眠時無呼吸症は40代以降の中年男性に最も多く、とくに高血圧や心臓病の人に多いようです。睡眠時無呼吸症はいびきをかいているときに呼吸が断続的に止まり、酸素の吸収率が減り、そのため血圧が上昇して脳の動脈が破裂する脳卒中をひきおこします。脳卒中が夜に多いといわれるのはいびきと睡眠時無呼吸症と無関係ではありません。

では心臓病や高血圧といびきはどちらを優先して治せばいいでしょうか?

じつはいびきの防止、いびきを治療することで心臓病や高血圧が治ることがあるのです。まずはいびき防止のために呼吸器科または耳鼻咽喉科でいびきの治療を受けてみることをお勧めします。

メタボ(メタボリック症候群)といびきの関係

いびきをかく人の多くが太っている人というのは統計でも立証されています。つまり痩せることがいびき防止にもなります。体重を落とすことで喉の周囲の無駄な脂肪がなくなり、いびき防止になっていきます。その結果としてメタボ(メタボリック症候群)や高血圧、心臓病の予防にもなりますので怖い病気の治療の一環としてダイエットでいびきの防止と病気の予防の両方にいいわけですからがんばってダイエットに挑戦してみてください。

家庭でのいびき防止・いびき治療

いびきと怖い病気については理解していただけたでしょう。いびきを防止・治療することで併発する病気の予防にもなりますからいびきをなんとかして治したいですね。

いびきははやめの対処であればきちんと治ります。あきらめないで根気よく、またできるだけ早期に対処することが肝心です。

一番は呼吸器科や耳鼻咽喉科で診てもらうことです。でもお医者さんにかかるのは抵抗がある人も多いようで、手軽にいびき予防できるいびき防止グッズが人気とか。その人気もあっていびき防止グッズはさまざまなものが売られています。中には効果がなさそうなものまでありますのでいびき防止グッズを選ぶさいは気をつけましょう。

こういったいびき防止グッズに頼るのもいいのですが、軽度のいびきなら家庭で治療するいびき治療をやってみるといいでしょう。

・いびきは横向きで寝ると収まります。横向きで寝るようにしましょう

・首に負担がかからないような枕や布団を選びましょう

・お酒やたばこを減らす、またはやめる

・部屋の湿度を適度に保つ

・太りぎみの人はダイエットする

・規則正しい生活を送る

これらは特別難しいことではありません。意思をしっかりもって取り組めば可能なことばかりです。

まずは自宅で健康維持と治療するつもりで取り組んでみてください。